いよいよ今回は「奇皇后」46話のご紹介です。
46話の見どころは大きく2つですかね。
一つはマハ皇子の真実が明かされるのとバヤンフト皇后の廃位です。
©Lee Kim Production/MBC official YouTube page of MBCdrama 기황후 46회より引用
ヨム・ビョンスの放った毒矢に倒れたマハ皇子ですが、キ・ヤン(スンニャン)の手厚い介抱により回復に向かいます。
その後、我が子ピョル(マハ皇子)を宮廷外に出すために、マハ皇子がタファンとタナシルリの子供ではないと証言させます。
そして回復したマハ皇子には敢て母だと名乗らず、「どこの誰もお前を守ってはくれない。だから強くなれ!」と力づけますね。
部屋を出たシーンのジウォンさんがまた切ないんです。
「ピョル 私の息子よ 私にできることは これだけだ…ピョル 息子よ」そう言って涙するんですが、切ない演技が超素敵ですね。
©Lee Kim Production/MBC official YouTube page of MBCdrama 기황후 46회より引用
表の顔と裏の顔を持つバヤンフト皇后ですが、やっと本性を見抜かれますね。
マハ皇子を襲わせた時にヨム・ビョンスが落とした皇后の指輪が動かぬ証拠となり、廃位させられます。
ドラマ「奇皇后」の設定では悪者となってますが、実在のバヤンフト皇后は宮中で力のあるキ・ヤンには逆らわず、実は控えめで倹約家だったそうです。
二つ目は管理人一押しのヨンビスです。
ヨンビスの切ない最期
©Lee Kim Production/MBC official YouTube page of MBCdrama 기황후 46회より引用
ワンユの部下達と待ち合わせをしているチョンスタプの谷まであと少しの所で追っ手のタンギセ一味に追いつかれます。
傷ついたワンユに馬車の手綱を任せてヨンビスは荷台から弓で応戦します。
盾であった樽すらも落として応戦しますが、盾を無くしたヨンビスは矢を受けます。
©Lee Kim Production/MBC official YouTube page of MBCdrama 기황후 46회より引用
安全なところまで逃げ切ったあと、瀕死のヨンビスを見つけてワンユが駆け寄ります。
ここからのヨンビスがとっても切ないんですよ(>_<)
管理人が切なさで一番好きなシーンと言ってもいいかも知れません。
©Lee Kim Production/MBC official YouTube page of MBCdrama 기황후 46회より引用
瀕死のヨンビスを抱かかえて「ヨンビス!しっかりしろ!」とワンユが声を掛けます。
ワンユの胸に抱かれたヨンビスが意識を取り戻します。
©Lee Kim Production/MBC official YouTube page of MBCdrama 기황후 46회より引用
ヨンビス「ワンユ殿」
ワンユ「ヨンビス 死ぬな」
ヨンビス「顔のすすはまだ付いていますか?」
ワンユがそっと指ですすをふき取ります。
ヨンビス「ありがとうございます」 ワンユ「バカなやつめ こうまでなっても悲鳴を上げぬとは…」
ヨンビス「ワンユ殿と二人っきりで… 幸せでした」
ヨンビス「私の願いは ワンユ殿の胸で死ぬ事でした」 ヨンビス「これで… 願いがちゃんとかないました」
ワンユ「ヨンビス 少し辛抱しろ 私が助ける 頑張れ」
©Lee Kim Production/MBC official YouTube page of MBCdrama 기황후 46회より引用
ヨンビス「ワンユ殿 時々… 時々でいいので 私を 思いだして下さいますか?」
ワンユ「死んではならぬ。少しの辛抱だ。決してお前を死なせはせぬ」
ヨンビス「泣かないでください 私のせいで… ワンユ殿が苦しむのは…」
と言いながら息を引き取ります。(ToT)
ワンユ「ヨンビス!しっかりしろ!ヨンビス!ヨンビス!!しっかりしろ!ヨンビス~!!」
©Lee Kim Production/MBC official YouTube page of MBCdrama 기황후 46회より引用
いゃ~、実に切ないです(T-T)
管理人の親しい方のコメントで表現すると…。
一人の女性としては愛して貰えなかったけど、自分は愛する男性から信頼するに値する人物として認められた…その事だけで十分だ…。
あなたの腕に抱かれて死ねるのだから、こんな幸せはない、そしてそれが私の夢でした…。
何度観ても本当に切ないですね(>_<)
このボーイッシュな装いからは想像出来ないほど、実に女性らしくて素敵なキャラクターです。
そしてここではお見せ出来ないんですが、このシーンからカメラを引いたときの桜がまたきれいで切ないんですよ。
この後のヨンビスの部下の花を手向けながら告げる「ワンユ殿を慕っておいででした。」が心に沁みます。
本当なら高麗に着いてワンユに想いを告げる筈だった健気なヨンビス。
そんな回顧シーンが続きますが、それがまた素敵なんですよ。
管理人ですが、暫くはヨンビスの余韻に浸っていられるかも…。
はい。今回で都合6回目のヨンビス記事となりますが、如何だったでしょうか?
素敵なヨンビス~、 ファイティン!!
kazySUS