ジウォンさんが主演した映画「ふたつの恋と砂時計」を管理人も久しぶりに鑑賞したのでご紹介して置きます。
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(c)2005 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved. ふたつの恋と砂時計 シネマートより引用
簡潔にいうと、この映画はあの児童文学の名作「あしながおじさん」をモチーフにした切ない恋の物語ですかね。
題名にもある様にふたつの恋が描かれてゆき、それが砂時計を起点にまた見事にひとつの恋の物語になります。
この脚本によるみせ方は見事で、終盤に感涙必至ですよ(ToT)
前置きはこの辺りにしてまずはあらすじからご紹介します。
あらすじ(少しだけネタバレあり)
主人公のヨンミは幼くして両親を亡くし、苦労しながらもいつも自分を見守りながら支援してくれる「あしながおじさん」といつか出会える事を夢見る心優しく元気な女性。
身近なんだけど正体を隠している「あしながおじさん」の支援により、大学進学から地元の放送局に放送作家として就職したが、そんなある日、ソウルの放送局に転勤になる。
上司によって用意されたソウルの家は病気療養中の元社員の素敵な一軒家で、元社員が帰るまで自由に使っていいという条件だった。
そんなある日、自身のパソコンが壊れて仕事が出来なくなり、この家にあったパソコンを借りることに…。
暫くして、そのパソコンに不思議な「一年後の私へ」と題したメールが届く様になり、気になったヨンミは、その彼女からのメールを読んでしまう。
開いたメールにはこう書かれていた。
「あなたとの思い出を大切にするためにメールにあなたのことを残します。一年後の自分はどうなっているのか分からないけれど、これを見たら勇気がなくて言えなかった気持ちを告白したい。」
それから「一年後の私へ」と題したメールが度々届く。
そのメールには彼女の想いとして、出会いのシーン、思い出のシーン、そして切ない気持ちなど、10年に及ぶ片思いが綴られていた。
彼女のメールを読むうちに、この想いを伝えてあげたいと思い立って、前の借主や社員を調べるものの見つからず、思い切って自身が担当するラジオ番組で取り上げる事に…。
番組は好評を博したが、ヨンミは彼女の純粋な愛を利用した事にならないかと思い悩む。
そんなある日、以前から気になっていた資料室のジュノと仲良くなり、付き合い始める。
純粋な愛を育む二人だったが、そんな中、ジュノの居る資料室で壊れた砂時計を見つけたヨンミは…。
みどころ
メールの中での彼女ヨンウと片思いの相手ヒョンジュンの物語と現実のヨンミとジュノのふたつの恋の物語を砂時計を起点として、ひとつの恋の物語へと収束させてゆく脚本が、原作の「あしながおじさん」にはない魅力で、本当に秀逸で見事だと思います。
でもって、序盤のジウォンさんの三つ編みヨンミがめっちゃ可愛いですよ(♥o♥) (♥o♥) (♥o♥)
もちろんジウォンさん演じるヨンミも素敵だけど、俳優ヨン・ジョンフン演じるジュノが優しくていいです。
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(c)2005 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved. ふたつの恋と砂時計DVDより引用
こちらは終盤のデートシーンですが、ジュノは本当に優しくて、かっこいい役です。
それから脇役も懐かしいお顔が…。
何回目の共演なのか忘れたけど、シニさん演じる放送局の同僚チョンもキャラがマッチしていて楽しいです。
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(c)2005 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved. ふたつの恋と砂時計DVDより引用
そしてそんな優しいジュノは病に倒れますが、奇跡的に目を覚まし、寝ているヨンミに想いを告げます。
寝たふりをしたヨンミがジュノの告白を聞いて涙します(ToT)
そしてラストです。
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(c)2005 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved. ふたつの恋と砂時計DVDより引用
実はこのシーンでヨンミがジュノにプレゼントのおねだりをするのですが、その感涙必至のラストシーンは見てのお楽しみと言う事で…\(^o^)/
最初はふたつの物語がどう繋がるのか分からなかったけど、「こうくるんだ」と納得出来る秀逸な作品ですよ。
敢てラストはご紹介しなかったけど、ご覧になっていない方はぜひご覧下さい。
素敵な余韻に浸れること請け合いです。
さすがに古い作品なのでお目にかかれることも少ないと思いますが、中古DVDならまだ流通している様です。
ジウォンさんの作品の中でもお勧めの一つです\(^o^)/
kazySUS