チニに恋して

女優ハ・ジウォンさんの応援ブログです。

息づくキャラクターの創造主キム・ウンスク作家という記事をご紹介します!

ジウォンさんの記事が相変わらず出てこないですが、ジウォンさんともゆかりがあるキム・ウンスク作家の記事が上がってましたのでご紹介して置きます。

息づくキャラクターの創造主、キム・ウンスク

彼女が描いている世界はどのような姿を持っているか
「パリの恋人」から「ミスターサンシャイン」に至るまで
流れてきた時間を作品で叫んで

息づくキャラクターの創造主、キム・ウンスク

f:id:kazySUS:20210807115230j:plain

キム・ウンスク作家は、高校卒業後、職場の近くにあった書籍レンタル店で毎日本を借りて読んで作家の夢を持つようになったと明らかにした。ドラマごとに大きな話題を集めて愛されているキム・ウンスク作家の作品は、それぞれの魅力を誇る。続いてキム・ウンスクは興行が保障され、人物のキャラクター設定が良くて俳優たちが好む作家だ。彼女は果たしていかなる目線で自分だけの世界を作っているのだろうか。

f:id:kazySUS:20210807115337j:plain

<パリの恋人>は、2004年6月12日から8月15日まで放映されたSBSの週末ドラマだ。キム・ジョンウンがシンデレラ型主人公「カン・テヨン」を、パク・シニャンが白馬に乗った王子様財閥2世「ハン・ギジュ」役を担った。シンデレラストーリー形式で、パク・シニャンの「赤ちゃん、行こう」と「あの人が私の人だ、私の男だとなぜ言えないの」と言うセリフが放映当時話題になった。

f:id:kazySUS:20210807115658j:plain

出生の秘密とシンデレラストーリーをメインベースにしてすごく不愛想なヨジュにだけ親切なナムジュなど、通俗的なドラマの決まりきった素材を持っていてもトレンディに表現した作品だ。ただ皮肉にも作品のテーマは、シンデレラストーリーのアンチテーゼだった。

f:id:kazySUS:20210807115739j:plain

<シークレットガーデン>は、2010年11月13日から2011年1月16日まで放送されたSBSの週末ドラマである。主演俳優はハ・ジウォン、ヒョンビン、ユン・サンヒョン、キム・サランなど華やかなキャスティングを披露した。見込みのない金持ちのお坊っちゃんとスタントマンとして一日一日、やっと生きていく都市貧民女性の恋愛という素材と共に男女の魂が入れ替わるというクリシェを使った。

f:id:kazySUS:20210807115816j:plain

放映前はあまり期待を持たれなかったが、いざドラマが放映を開始してから、男女を問わず人気を集めた。<シークレットガーデン>は、2010年代、全国的にシンドロームを起こしたドラマの一つとして堂々と指折り数えられるほど興行した。特に、キム・ジュウォンとキル・ライムがコーヒーショップでカプチーノを飲みながら、口喧嘩をして口に付着したカプチーノの泡を拭いてくれるバブルキスが有名だった。

このドラマの隠された魅力は、強調されたキャラクターとそのキャラクターを見事に生かす主演の演技だ。続いて韓国ドラマ界に蔓延した非論理的なコードがほとんどなく、そのほかにも極限に感情が込み上げて爆発した後、その緊張を再び和らげるコメディの配置も逸品とされたドラマだ。

f:id:kazySUS:20210807115904j:plain

<相続者たち>は、2013年10月9日から同年12月12日まで放映されたSBSの20部作水木ドラマで主演はイ・ミンホ、パク・シネ、キム・ウビンが引き受けて演技した。大韓民国上位1%に属する財閥で育った10代の高校生の話を盛り込んだ青春トレンディドラマだ。続いて作品の傾向を見たとき「韓国版ゴシップガール」を標榜したドラマと見ることができる。

<太陽の末裔>はKBS 2TVで2016年2月24日から4月14日まで放送された水木ドラマだ。ドリームハイ、学校2013、秘密の演出担当だったイ・ウンボクPDとキム・ウンスク作家、そして女王の教室を執筆したキム・ウォンソク作家が意気投合して誕生した。

f:id:kazySUS:20210807120004j:plain

除隊した俳優ソン・ジュンギの復帰作であり、ソン・ヘギョ、チング、キム・ジウォン、オンユがキャスティングされた。ソン・ジュンギは、「太陽の末裔」で再び全盛期を迎えており、放映当時「ユ・シジン病」という新造語を作り出した。続いて「太陽の末裔」は低迷期に陥っていた地上波ドラマを再び再興させたドラマであり、事前製作ドラマブームの張本人だ。

キム・ウンスク作家はお金と力よりも、人間としての美徳と価値を追求する「私たちの心の中の本当の英雄」を<太陽の末裔>に入れうとした。「太陽の末裔」の最後のシーンでは男性主人公ユ・シジン(ソン・ジュンギ)のように、最初から完成形のキャラクターだった登場人物もいるが女主人公カン・モヨン(ソン・ヘギョ)のように成長型キャラクターもいる。

f:id:kazySUS:20210807120044j:plain

成長型のキャラクターたちは、最初は英雄ではなかったけど、最後には、結局英雄に成長することになる。「忘れて過ごした私たちの心の中の本当の英雄」に会ったからだ。結局「英雄」とは、人間としての美徳と価値を持ち、他の人々の喜びに大きく笑いを与えることができ、小さな痛みも共に泣いて抱きしめてくれる人をいう。

これら利益と権力、資本と国家など、人間よりもしばしば優先される他の価値よりも人間が根本的な価値であることを信じて、その信念を実践する。キム・ウンスク作家は現代社会を生きていく多くの人たちにもこのような「心の中の本当の英雄」に会うことを望む気持ちを<太陽の末裔>に溶け込ませた。

f:id:kazySUS:20210807120120p:plain

<トッケビ>は、2016年12月2日から2017年1月21日まで放映されたtvN 10周年特別企画ドラマだ。キム・ウンスク作家は「太陽の末裔」で歴代級興行を記録して「トッケビ」で再びレジェンドを作った。彼女のキャリアに太陽の末裔を超える作品が再び出てくるのは難しいといった専門家の予測を1年経たないうちに覆した記念碑的作品だ。

ドラマ「トッケビ」は不滅の人生を終えるために人間の花嫁が必要なトッケビ(コン・ユ)、彼と奇妙な同居を始めた記憶喪失症の死神(イ・ドンウク)が登場する。そしてそんな彼らの前に「トッケビの花嫁」と主張する「死ぬべき運命」の少女(キム・ゴウン)が現れ、繰り広げられる神秘的なロマンチックな物語を描いた作品だ。

f:id:kazySUS:20210807120152j:plain

製作陣が公開したところによれば、この作品はキム・ウンスク作家が3年という時間の間、構想した作品だという。キム・ウンスク作家がトッケビという素材でファンタジードラマを構想したのは、2010年以前だが、当時はCG技術が不足して製作費がたくさんかかったので先送りにし、体が変わる程度のCGだけ必要であった<シークレットガーデン>をあらかじめ執筆したという。

ドラマ全体を貫くメインテーマは、キム・シン(コン・ユ)とチ・ウンタク(キム・ゴウン)の会話で出てくる悲しい愛だ。続いて劇中での悲しい愛は自分自身、親と子、主君と忠臣、恋人、友人など、様々な関係と形態で現れる。

-------中略-------

キム・ウンスク作家の作品観

キム・ウンスク作家は、現在もそうであるが、過去には特に2-30代の女性が最も好むドラマ作家であった。彼女の作品の特徴は、まさに女性のロマンとファンタジーを刺激すること知っているということだ。更に人物描写としてよく台頭されているのは、「近づけない、お金持ちで能力のある男主人公、気難しい性格」がメインベースに出てくる。

また、「貧しくても粘り強く生きる女性主人公、自尊心を取ったら死に体」である場合が多かったが、時間が経つにつれ、時代の変化を反映して能力はないのに自尊心だけ強いヒロインで相当多くの発展をした。

f:id:kazySUS:20210807120535j:plain

キム・ウンスクは流行語にも有名な作家だ。「パリの恋人」の「赤ちゃん、行こう」、「この中に君がいる」「あなたバカなの?なんで言えないの!あの人が私の人だ、あの男が私の恋人だ、なぜ言えないの!」、「シークレットガーデン」の 「これがベストですか?確かですか?」、「イタリアの職人が一針一針〜」、「キル・ライムさんはいつからからそんなに綺麗だったの?昨年から?」、「紳士の品格」の「〜ということで」、「相続人」の「俺、お前〜のか?」、「太陽の末裔」の「その難しいこと〜やり遂げる」、「トッケビ」の「分かるようで分からないなぁ!」などはコメディ、芸能番組プロでもよくパロディされた台詞だ。

執筆する作品の代表的な特徴として、各キャラクターごとにセリフの量が途方もないという。たいてい相手との会話の中で言った言葉じりを捉えてセンスよく受け返すように会話が展開される。

たとえば、「紳士の品格」でソ・イスとキム・ドジンとの会話の中で「私こんな贅沢な靴は履けません」とソ・イスが言うと、「それじゃ贅沢じゃなくて贅沢に履きなさい」とキム・ドジンが答える場面がそうだ。前のセリフは放映された当時の女性視聴者たちの大きな熱狂を受けた。

f:id:kazySUS:20210807120619j:plain

また、「シークレットガーデン」のキム・ジュウォン以降でキム・ウンスク作家の男主人公が、これらの言葉の遊び式対話に堪能な雄弁家という特徴がある。2016年に放映されている「太陽の末裔」のユ・シジンもやはり言葉遊びを多くする軍人だ。言葉がとても上手な男主人公にならないといけないから、そのため男性主人公がエリートや財閥の枠を脱したことがない。

これを証明するかのよう<シークレットガーデン>では、既に男性主人公の3人が、社会的、経済的に成功という成功はすべて収め、<相続者たち>も遠慮なく、財閥2、3世と社会配慮者選考の愛の物語だ。

f:id:kazySUS:20210807120701j:plain

キム・ウンスク作家がこれまで誕生させた数々の世界は、それぞれのキャラクターで見る人にとって多くの余韻を残した。恋人との間の愛、友達との友情、そして国のための愛国精神まで、さまざまなキーワードは、私たちの生活と交わって共感が形成された。彼女が今後描いていく世界はどのような姿を持っているか、すべての成り行きが注目されているところだ。
出典:金剛日報(http://www.ggilbo.com)

久しぶりに長い記事を選んでみましたが、内容はとても充実していると思いますよ。

ジウォンさんも、あの名作ドラマ「シークレットガーデン」でお世話になったキム・ウンスク作家の記事ですが、紹介するのは今回で2回目ですね。

そんなキム・ウンスク作家ですが、幼少時代は結構苦労されたみたいです。

そこも含めた1回目の過去記事はこちら

でもってキム・ウンスク作家ですが、管理人も含めた大勢の方がドラマで上位に上げたい作品を手掛けてらっしゃいますよね。

管理人はファンタジー系が好きなので、ジウォンさんの「シークレットガーデン」は言うに及ばず、「トッケビ」も大好きで、いまだに管理人的には「トッケビ」がファンタジー系No.1ドラマだと思ってますから…。

そんなトッケビの過去記事はこちら

そして「太陽の末裔」ですね。

ギリシャの素晴らしい風景と2組の素敵なラブロマンスが繰り広げられるラブストーリーでした。

ストーリー的にはいま一つって意見もあるでしょうけど、風景描写がそれを押しのけるほど素敵ですよね。

「パリの恋人」は管理人も観ていないんですが、今回ご紹介したこの3作品だけでも、キム・ウンスク作家の世界に入れること間違いなしです!

まだ御覧になっていない方はぜひご覧下さい。

特に「トッケビ」は号泣間違いなし。超お勧めです。

kazySUS